映画「グリーンブック」を観て~久しぶりのほのぼの映画です~

本作品は、先日行われたアカデミー賞で、作品賞を受賞した映画です。実話に基づく映画であり、1962年というまだアメリカの人種差別が残っている時代の、イタリア人運転手と天才黒人ピアニストのロードムービーです。

日本に住んでいますと、人種差別というものをあまり経験したことがないので、実感として伝わりづらいところがあると思います。ただ、それを抜きにして、まったく性格、生まれた環境も違う2人が、雇用関係というものはあるが、1台の車で約2ヶ月間一緒に旅をし、雇用関係、肌の色といった差別を超えたところに友情を見出す。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

私は、1972年に公開された山田洋次監督、高倉健主演、倍賞千恵子、武田鉄矢、桃井かおりなども出演していた名作「幸せの黄色いハンカチ」という映画を思い出します。ロードムービーという点で共通していますし、車に同乗する高倉健、武田鉄矢、桃井かおりのやり取りが本作品と同じように面白い。

映画というものは、約2時間の上演時間で、観客の印象に残るもの、時間とお金をかけてわざわさ映画館に行って観るに値するものを製作するということが最も重要と思います。そのためには、まず、設定されるシチュエーションが重要です。

ロードムービーというものは、限られたシチュエーションがまず設定され、車の中での主人公の会話、やりとり、そして、次々と変わる場所での事件、といったものが物語を構成していきます。そういった点では、本作品の主人公2人の演技力は素晴らしいと思います。

毎日、ガツガツ、セコセコといったことが多い中で、久々に「ほのぼの」する映画を観て、気持ちが落ち着きました。是非、そのような気分を味わいたいのであれば、オススメの映画です!

お茶チョコタルト

ホワイトデイの時期ですが、皆さんはお返しのチョコを用意しましたか?たまには手作りチョコはいかがでしょうか?私が使っている「緑茶微粒ペースト」を使えば、色鮮やかなお茶のお菓子が簡単に作れますよ!お試しあれ!

材料(タルト小12個)

1)市販のプチタルト台(小) 12個 2)ホワイトチョコレート 100g 3)お湯(湯煎用60℃)4)生クリーム 50mL 5)無塩バター 10g 6)緑茶微粒ペースト 25g 7)アーモンド 12粒

レシピ

1)無塩バターを室温に戻しておきます

2)ボウルにホワイトチョコレートを入れ、湯煎で溶かします

3)生クリーム、無塩バター、緑茶微粒ペーストを加え、なめらかになるまで混ぜ合わせます

4)市販のプチタルト台に流し込み、アーモンドをのせます

5)冷蔵庫で冷やしますが、なかなか固まりにくいかもしれませんので、様子をみながら対応してください。(少なくても3時間くらい)

美味しい!!

バターチキンカレー

先日よりカレー粉を使った料理を作りたいと考えていました。インド以外でカレーをこんなに日常生活で食べる民族も少ないと思います。子供のころから、カレーを食べて育った私としては、料理のアイテムのひとつに加えておくべき料理と思います!

美味しさは絶品です!

材料

1)鶏むね肉(皮なし) 300g 2)カレー粉 大さじ2 3)プレーンヨーグルト 100g 4)夕塩バター 30g 5)すりおろしニンニク 小さじ1 6)玉ねぎ 1個 7)カレー粉 大さじ1 8)ガラムマサラ 少々 9)ターメリック 小さじ1 10)カットトマト缶 400g 11)生クリーム 100mL 12)塩 小さじ2 13)砂糖 小さじ4

レシピ

1)玉ねぎの皮をむいて、みじん切りにしておく

2)鶏むね肉は一口大に切り、2)~3)と一緒に袋に入れ揉み込みます。その後、冷蔵庫に約1時間置きます。

3)フライパンにバターを溶かし、すりおろしニンニク、1)の玉ねぎを入れて、中火で玉ねぎが透き通るまで炒めます。

4)この炒めたものに、7)~13)を加え、弱火で1分ほど炒めます。

5)カットトマト缶を加えたら中火にして、よく混ぜます。沸騰したら、弱火にして5分ほど煮込みます。

6)これに、鶏むね肉を加え、よく混ぜ中火にします。沸騰したら弱火で5分ほど煮込みます。

7)11)~13)を加え、よく混ぜ中火にかけます。沸騰したら火をとめます、

8)器に盛り付けて終了です。

映画「ギルティ」を観て~自分の保身だけの嘘は身を滅ぼす~

本作品はデンマーク映画です。過去のデンマーク映画を調べてみると、毎年ほんの数本しか日本では公開されていません。そんなデンマーク映画ですが、本作品を観たいと思った理由は2つあります。

1)アメリカ映画の「ソウ」に代表されるようなシチュエーションスリラーと、予告編を観て感じたから。

2)数々の映画賞を受賞しているから

以上2点です。

私はこれまで8作品も続いている「ソウ」シリーズが大好きです。人間の追い込まれた極限状態のドキドキ感は半端ありませんし、特に、1作品目の「ソウ」は、ストーリー仕立ても、最後のドンデン返しで、「えっ!」と息を呑むような展開が隠されていて、最後まで飽きさせない展開に驚きました。

そんな雰囲気を漂わせる予告編と、デンマークという決して映画産業が盛んな場所ではないところで製作した映画が、数々の映画賞を受賞しているということで、興味を惹かれ、鑑賞しました。

結果・・・

★★★☆3.5点ということです。

3.5点という中途半端な点数を解説しますと、映画としては相当に面白いが、自分に置き換えて、そこに自分の行動がこれから変わるようなショックを受けるようなことが描かれていたか?と問われると、そこまではいかないな・・・と感じる映画だったからです。

警察で、審問を要することをしてしまった主人公が、現場復帰できるか?できないか?審問が行われる前日に、一時的に緊急電話受付担当をすることに・・・といった精神的な不安定さの中、誘拐犯?殺人犯?からの電話対応で、追い詰められる主人公。その精神状態の変化を見せる映画。最後に、題名の「ギルティ」=有罪の意味がわかるストーリー展開。

先般、「アリータ:バトルエンジェル」では、シチュエーションを現実逃避させることで、描くことが約2時間の映画の満足感をアップさせるといったことを書いたように思いますが、本作品を観て、それとは逆に、状況、場所を絞り込むことにより、集中して描ききることも映画の面白さをアップさせると感じました。

三條慶八著作「儲かる会社に変わっていく社長の全テクニック」を読んで

同氏の本はこれまで、2冊読みました「会社と家族を守って借金を返す方法」、「あなたの会社のお金の残し方、回し方」です。また、メールマガジンも定期的に読まさせていただいています。

阪神大震災の際に、お父さまから引き継いだ会社が窮地に陥り、そのときあった140億円の負債を自力で返済されたということで、現在は経営アドバイザーとして活躍されている方です。

そんな経歴が私とかぶることもあり、著作を読んで勉強させていただいています。

★★★・・・何かしらの気付きは得られるが、それが、自分の考え、行動まで変えるような影響を与えることではない場合。

この本では、社長としての基本的な姿勢と、日々気をつけるべきこと、学ぶべきこと、ピンチに陥ったときにとる行動などなどを1項目ごとに概略のみ書いてあります。それぞれの項目について、その通り!と同感するものですが、概略のみで、突っ込んだ指導は、個別コンサルで・・・ということで、巻末に60分の無料相談申込みのURLが書いてあります。

昨今のビジネス書はほとんどこういった形で、ネットアクセスから、無料特典が得られるとか、メルマガへの誘導といった手法で、読者登録をさせる方法をとっているようです。

ネットの発達により、個人から著者へのアクセスが簡単にできるようになり、著者側としても、出版で儲けるというより、そこから、派生する、メルマガ登録、You tube登録、講演会といったもので、お金をいただくといった方向にシフトし、読者も本から得る知識は概略だけ、個別の相談は、別途ということの方がより深い知識が得られるということで、そんな形になっていると思います。

そんな昨今の出版事情から思うのは、本書に限らず、経営者のバイブルと言われたピーター・F・ドラッガーの著作とか、D・カーネギーの著作で語られる一言一句が胸に刺さる言葉で埋め尽くされている書籍が少なくなったな~!ということです。

ランニングでの気付き9~習慣化のポイントはすべて自分のせい~

今年から、1ヶ月12回以上、1回10km以上のランニングを自分の目標にしています。

1月・2月は目標は達成できました。

3月はできるでしょうか?流石に、10km以上のランニングですと、1時間5分~10分くらいはかかります。この目標を達成するには、いくつものハードルがあります。天気、体調、走る時間帯などで、走れるか?信号が邪魔にならないか?といった問題がでてきます。

天気が悪いから、走れなかった。体調が悪いから、走れなかった。朝起きれなかったので、走れなかった・・・などなど、走れなかった理由を自分の計算が甘かったからとは、決して言いたくないので、このような理由を考え出すのが、人間のような気がします。

私は、このような理由は言いたくないので、あらかじめ考えて行動するようにしています。

天気が悪いから、走れない可能性があるのなら、天気が悪くなる前の日に走っておく。体調が悪くなるのは、突然が多いので、あらかじめ準備するのは難しいとは思いますが、体調が良いときにできるだけ多くの回数を走っておく。朝起きれなくても、走れない訳ではないので、夕方とか、昼休みとかに走る。といった行動をとっておきます。

出来ない理由を人とか環境のせいにするのは、簡単ですが、それは惨めです。嘘をつくのはなぜ?プライド、見栄ですか?そんなもの、生きていく上では必要ないものですね。

中小企業経営者の心のコンセルジュ~青年期編3~

先般、このお題での投稿は、私の高校時代のバンド活動の話しでした。特にドラム。なんとかかんとかバンドでのドラマーの地位は獲得しましたが、男子校の私は、女子との付き合い、話すことさえも苦手でした。

高校2年と言えば、青春真っ只中、ましてバンドを演っている男子はモテるはず・・・同じバンド仲間でも、ギター、ボーカルを演っている同級生は超モテまくりでした。

私はと言えば・・・女の子の前では、うまく話せず、ダンマリ。友達の彼女に「あの暗い友達、なんとかしてくれる」と言われる始末です。

高校時代は、ズッとそんな感じでしたでしょうか・・・柔道、ドラム、バンド練習・・・今思い返すと、これに明け暮れていたような気がします。男子校でしたので、友達とどこかに出かけない限りは、周りは男子ばかり。もともと、女の子にモテたいからバンドを演るという動機ではなかったので、私としては、それで良かったと思います。(でも、今思うと、勿体無いですね!)ただ、時間を持て余していました。これが本当に勿体なかった。

人生にはいろいろな生き方があるように思います。

若いときは、若いなりに、多少無茶なことをするやんちゃな人が多いと思いますが、私のように、周りの環境に合わせるように生きてきた人が、全てを失くし、逆に自我に目覚めることもあります。

自我に目覚めたからこそ、自分がやりたいことを、とことん追求したいと思う。当然、そこまで考えずに生きていくことはできます。ただ、今度はそこまでやらないと、納得できない自分がいます。

年齢を重ねたから、引退、孫と遊ぶ・・・といった生活を否定するわけではありませんが、逆に、年をとったからこそ、できる仕事はありますし、若い人に伝えたいこと(変に説教じみないで)がでてきます。

高校時代の私に、今の私は、こう言いたいと思います。「時間だけは、戻ってこないから、今を精一杯生きろ!したいことをしろ!」これでいいはずです。

キーマカレー

本日、キーマカレーを作りました!レシピは簡単なので、直ぐに出来て、美味しいので是非お試しください!

材料

1)牛豚合挽き肉 400g 2)玉ねぎ 1個 3)カットトマト缶 200g 4)すりおろしニンニク 小さじ1/2 5)すりおろし生姜 小さじ1/2 6)カレー粉 大さじ1.5 7)コンソメ顆粒 小さじ1 8)塩 小さじ1/2 9)黒コショウ 小さじ1/2 10)サラダ油 大さじ1 11)パセリ 適量

レシピ

1)玉ねぎを粗みじん切りにします

2)フライパンにサラダ油をひき、4)5)を入れて弱火で熱し、香りが立ったら1)の玉ねぎを入れて中火でしんなりするまで炒めます

3)牛豚合挽き肉を入れて、中火で色が変わるまで炒めます

4)カレー粉を加え炒め合わせたら、カットトマト缶、7)~9)を入れ、時々混ぜながら水気がなくなるまで中火で10分ほど煮ます

5)最後に、4)を盛り付け、パセリをかけて完成です!

★水を加えないので、焦げ付きやすいので、気をつけてください!

映画「アリータ:バトルエンジェル」を観て~映画の世界とドラマの世界の違い~

先日公開された「アリータ:バトルエンジェル」を観てきました!原作は日本人:木城ゆきとの書いた漫画「銃夢」で、その映画化を熱望していた、映画「アバター」・「タイタニック」で有名なジェームズ・キャメロンが製作をしています。

頭脳だけが人間で、身体は機械というサイボーグが多く存在する未来。どのような撮影技法?でサイボーグと言われるものを映像化できたのか?詳しいことは分かりません。ただ、その映像は何の違和感もなく、我々を未知の世界に誘ってくれました。

また、その映像をIMAX 3Dで観ますと、その迫力は半端ありません。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

ストーリーも、原作が日本の漫画なので、よくできており、この映画がヒットすれば、続編も製作されるのでは?といった今後の期待感も膨らんでしまいます。特に、主人公がサイボーグ用の格闘技の奥義「パンツァークンスト」の使い手であったというあたりは、日本の空手、武道を思わせるもので、さすが!と拍手を送りたくなるような気持ちになります。

また、人間とサイボーグとの恋愛、サイボーグが彼氏のために、自分の心臓を差し出して、これを売ってお金にして・・・という場面は、本当の人間以上に、人を思う力がすごいと思わせるものでした。

このような世の中が、私が生きている間に、到来するのか?分かりませんが、人間の脳を持ち、身体は機械ということが実現できれば、脳さえ生きていれば、人は死ななくてよいのです。人が死なない世界・・・死への恐怖はなくなりますが、身体が機械・・・でも、死ぬより身体が機械の方がいいという方を私も選択すると思います。

昨今、アメリカでは連続ドラマ流行りのようですが、約2時間の映画の世界で、何を表現するのか?現実世界では、細部に渡る表現をしなければ、リアリティー感が出せないので、ドラマに譲るとして、映画の世界は架空の世界、未来社会を設定し、我々に夢と希望を見せてくれるという形がよいように思います。

クリス・ボッティーLive at Blue Note Tokyo~若いときの苦労は買ってでもしろ~

先日、クリス・ボッティーのコンサートに行ってきました!これまでブルーノートでは何回か彼のコンサートはやっていますが、私が行ったのは今回が初めてです。

私は彼のことは、最近まで全く知りませんでした。トランペッターということで、なかなかソリストとしては、メジャーになり難い楽器です。では彼を有名にしたキッカケは何か?

彼の略歴を見ていくと、そこに私なりのポイントを発見できました。

ニューヨークで彼は活動していたようですので、彼のライバル奏者は山ほどいたように思います。その中で何が彼を押し上げたのか?

おそらく1999年にスティングに出会い、彼の「ブラン・デイ・ツアー」にメイン・ソリストとして参加したこと、それをキッカケに、2004年に発売された彼自身のアルバム「When I Fall In Love」が世界的に大絶賛を受け、さらに2004年の「People(ピープル)誌」で、「世界で最も美しい50人」に選ばれたほどのルックスということ、これらが相乗効果となって、彼をスターの座に押し上げたのだと思います。

そんな彼のステージは・・・素晴らしい!の一言です。

1999年にスティングと出会うまでの彼は大変苦労したと思います。年齢にして40歳前までです。おそらく苦労人だからでしょう、観客席まで入り込んで演奏し、写真、録画OKとまで言ってくれますし、一緒にセッションしているミュージッシャンとの掛け合い、ソロでのサービス精神、曲によってバイオリニスト、ボーカリスト、オルガン奏者と、多彩なゲストが入れ替わって出てくる演出などなど、約1時間40分のステージがアッという間に過ぎてしまいました。

日本にくる外国ミュージッシャンは、出稼ぎ感が強く、サービス精神がゼロとは言いませんが、希薄なコミュニケーションで終わってしまう人が多い印象をこれまで持っていましたが、彼のような苦労人の手にかかると、全く違ったステージが展開されるものだということを強く感じました。

可愛い子には旅をさせろ!若いときの苦労は買ってでもしろ!といった言葉はその通りです。