映画「アリータ:バトルエンジェル」を観て~映画の世界とドラマの世界の違い~

先日公開された「アリータ:バトルエンジェル」を観てきました!原作は日本人:木城ゆきとの書いた漫画「銃夢」で、その映画化を熱望していた、映画「アバター」・「タイタニック」で有名なジェームズ・キャメロンが製作をしています。

頭脳だけが人間で、身体は機械というサイボーグが多く存在する未来。どのような撮影技法?でサイボーグと言われるものを映像化できたのか?詳しいことは分かりません。ただ、その映像は何の違和感もなく、我々を未知の世界に誘ってくれました。

また、その映像をIMAX 3Dで観ますと、その迫力は半端ありません。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

ストーリーも、原作が日本の漫画なので、よくできており、この映画がヒットすれば、続編も製作されるのでは?といった今後の期待感も膨らんでしまいます。特に、主人公がサイボーグ用の格闘技の奥義「パンツァークンスト」の使い手であったというあたりは、日本の空手、武道を思わせるもので、さすが!と拍手を送りたくなるような気持ちになります。

また、人間とサイボーグとの恋愛、サイボーグが彼氏のために、自分の心臓を差し出して、これを売ってお金にして・・・という場面は、本当の人間以上に、人を思う力がすごいと思わせるものでした。

このような世の中が、私が生きている間に、到来するのか?分かりませんが、人間の脳を持ち、身体は機械ということが実現できれば、脳さえ生きていれば、人は死ななくてよいのです。人が死なない世界・・・死への恐怖はなくなりますが、身体が機械・・・でも、死ぬより身体が機械の方がいいという方を私も選択すると思います。

昨今、アメリカでは連続ドラマ流行りのようですが、約2時間の映画の世界で、何を表現するのか?現実世界では、細部に渡る表現をしなければ、リアリティー感が出せないので、ドラマに譲るとして、映画の世界は架空の世界、未来社会を設定し、我々に夢と希望を見せてくれるという形がよいように思います。