映画「パワーゲーム」を観て

2014年に日本で公開された「パワーゲーム」という映画を観ました。

会社に弱みを握られた社員が敵対企業にスパイとして送り込まれ、逮捕寸前のとこころで、自分の過ちに気付き、更生するという話しです。

原作となる小説があり、ハリソン・フォード、ゲイリー・オールドマン、リチャード・ドレイファスといったベテラン俳優が脇を固めて、見応えのある作品と言いたいところですが、ドキドキ感、ワクワク感もなく、淡々と物語が進み、終わってしまったという印象しか残らない映画でした。

★★・・・時間の無駄にはならないが、私の感性の中で、何かしらの気付きまでは得られないと感じた場合。

唯一、印象に残っているのが、主人公とリチャード・ドレイファス演じるお父さんの関係性です。

お金が無くて、お母さんの病気を満足に治療できず死なせてしまった父親、その父親自身も今は病気で働くこともできず、1日中ソファーに座ってテレビを観ている父親。そんなダメダメな父親なので、最初はトゲトゲしいですが、自分の過ちに気付いた後は、自分の弱みを出して、相談します。

ダメダメな父親でしたが、基本は愛情いっぱいの育てられ方をしたんだな~といった感じがヒシヒシと伝わってきます。お父さん役のリチャード・ドレイファスもさすがにいい演技をしています。

主人公が「自分の過ちに気付いた」のも、この親子関係があったから?といった想像?をしてしまいます。

自身の周りの人との関係性が、自分の考え、行動に強く影響を与えます。本筋よりも、そんな思いを強く感じた映画でした。

肉豆腐

先日、簡単すぎる肉豆腐を作りましたので、ご報告します。

材料(2人前)

1)豚小間切れ肉 150g  2)木綿豆腐(1丁)300g  3)えのき 60g  4)酒 大さじ3  5)みりん 大さじ3  6)しょうゆ 大さじ3  7)顆粒和風だし 小さじ1/2  8)水 大さじ1  9)小ねぎ 適量

レシピ

1)木綿豆腐を6等分にします。えのきは石づきをとり、ほぐします。

2)ボウルに4)〜8)を入れ混ぜ合わせます。

3)フライパンに、1)豚小間切れ肉、2)のボウルで混ぜ合わせたものを加えて蓋をして、中火にかけます。

4)豚小間切れ肉に火が通ったら火からおろします。

5)器に盛りつけ、小ねぎを散らして完成です。

★これで完成ですが、味付けについて、ちょっと薄味と感じた場合は、しょうゆを少し大目にするなど、ボウルで混ぜ合わせる段階で調整が必要です。ちなみに私は濃い目の味が好きなので、醤油を少々多めにします。

★調味料を入れたあと、蓋をして蒸し焼きにしますが、時々蓋を開けて、様子を見ながら豚肉や豆腐を返してください。

ランニングでの気付き7

本日、最高記録を更新しました!

先月、目標の1ヶ月12回のランニング記録を1月28日時点で達成していたので、3日間ほどランニングはしておりませんでした。

また、先日、花粉症の季節が到来する前に耳鼻科に行ったところ、ドクターが鼻に入れた薬が合わなかったためでしょうか?それから鼻水が止まらなくなり、体調が悪い状態が続いていました。自分では早起きして、走れるかな?といった不安な気持ちがありましたが、一方では、しばらく走っていなかったので、走らなければ!という気持ちも大きくなっていました。

最初はイヤだ、大変だ、という気持ちが強いものでも、それがある意味、習慣化されると、逆にしないことの方が気持ち悪くなるものです。自分で決めた目標なので、そんな気持ちになれば、しめたものです。

そこで、本日早朝より走ったところ、久しぶりのためか?足のだるさはありましたが、次第にそれも気にならなくなり、走行距離を伸ばすことができました!

目標の習慣化!ができれば目標達成は容易ですが、できなければ、大変です。苦痛でしょう。

今月中になんとか10km超えの距離を走りたいと思います!

中小企業経営者の心のコンセルジュ~青年期編2~

青年期編1では、私が高校の運動部に入った話しをさせていただきました。

その運動部と同じように、私の高校時代を語る上で、大事な活動があります。それは、音楽活動です。

私の高校は1学年進級するたびに、クラス替えがあります。1年生のときは、運動部以外は目立った活動もせず、休み時間は教室で友達とトランプをするような高校生でした。

ところが、2年生に進学したとき、小、中学校で、仲が良かった友達が同じクラスになったのです。周りの環境の変化を受けやすい私は、彼がギターを弾くのに憧れて同じようにギターを弾き出したのです。そうすると、同じクラスでギター好きの同級生が集まって、バンドをやりたい!という大げさな話しになってきました。問題は、全員ギタリストということです。ピアノくらいはやっていた人がいますが、ベース、ドラム・・・ドラム経験者はまずいません。(今の時代はドラムを演っていた人はいるかもしれませんが、当時はまだいませんでした)

そんな話しが進んでいくと、どうなるか?決まっています。

ギター初心者が今から練習しても、これまでやってきた人よりすぐに上手くなることは無理なので、同じ初心者なら、ドラムをやってみるのもいいんじゃない~?とか言われ出し、文化祭に出よう~!ということに。

これまで、真面目路線で学校ではあまり目立たない存在だった私が、いきなりドラマーになって、文化祭に出てしまう!

当然、家にドラムセットもなく、文化祭までの日にちも残り少ない・・・他の楽器の子は自宅練習して、スタジオに来て合わせるのに、私だけぶっつけ本番で叩く・・・考える暇もなく、文化祭は始まり、「超絶ヘタなドラマー」というレッテルを貼られてしまいます。

文化祭が終わると、しばらくイベント事はありません。その間に、他のメンバーがドラマー クビ! ということで動き出す気配を感じた私は、なんとか続けようと、練習に精を出しますが、披露する場所がありません。

どうやって自己アピールする?

最後の手段!ドラムセットを買って、家に置いてしまったのです。当時はまだ電子ドラムも価格が高い時期でしたので、そのまま叩けば大音響のする生ドラムセット・・・家で叩けるの?といったところですが、なんとかその上に毛布をかけて叩いておりました。

そんなこんなで、なんとかドラマーの地位を死守した私です。子供からちょっと成長した私がここにはいました。

人間、成長するには、少しの勇気が必要ということを初めて経験した出来事でした。


映画「ミスター・ガラス」を観て

本作品は、2000年公開の「アンブレイカブル」、2016年公開の「スピリット」の続編にあたります。私は前2作品は観ておりましたので、この作品にも期待しましたが、結果はスーパーヒーローはこの世には生存しないという、少し陳腐な主題を主張するモンスター映画で終わってしまいました。

★・・・私がインプット(経験)したことが、全く時間の無駄であった場合。

先週末のアメリカと日本の映画興行収入を比較しますと、その第1位は、日米とも私が★と、最低評価をつけた映画が独占しました。

日本の「マスカレード・ホテル」がヒットする理由はわかります。東野圭吾原作、木村拓哉、長澤まさみ主演という要素が強いと思います。

アメリカの「ミスター・ガラス」は、M・ナイト・シャラマン監督、「スピリット」の続編ということで、多重人格の演技が好評だったジェームズ・マカヴォイの演技に注目しましたが、今回はビーストとして演技する時間が多かったためか、人間モンスターといったところで、心の内面での葛藤を描くまでには行き着けなかったように思います。そうすると、この映画は、主題のない、単なるモンスター映画になってしまう・・・

映画「カメラを止めるな!」でも書きましたが、私が面白い!と考える映画は・・・

①短い上映時間なので、起承転結がハッキリしていること。

②時間に追われるドキドキ感があること

③「起承転」までのドキドキ感が、「結」で達成感に変わること

以上の3点で、この2作品を考えてみますと、両者とも当てはまるものはありません。

ただ、注目すべきは、日米の映画製作の違いです。日本映画は、原作、俳優、設定という外見、形式にこだわり、平均点を目指す映画作りをしますが、アメリカでは、形式よりも実質にこだわる映画か、アベンジャーズのような中身のないヒーローものか、映画によって両極端な映画作りをしているように思います。

国民性の違いということかもしれませんが、映画作りという観点においても、これだけ違う両国なので、仕事、ビジネスに対する考え方、取組姿勢はもっと違ってくるでしょう。

八木龍平著作「成功している人は、どこの神社に行くのか?」を読んで

著者の前作「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」を読んで、非常に勉強になったので、2作目も読んでみることにしました。本書は、1作目で語り尽くせなかったことを更に深めるとともに、具体的に日本全国にある神社の中で、オススメ?ご利益がある?神社をあげ、参拝してはどうですか?といった神社案内本でもあります。

著者は学位も持つ科学者であると同時に、触覚型の霊能者ということで、科学的な調査を交えながら、神々の神話、神社の建立の由来といった太古の昔の言い伝えのような話しを展開されるので、説得力があり、面白さを感じます。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

そこで、皆さまにも、要点のみまとめて、今後の神社参拝に際しての参考にしていただければと思います。

1)ご先祖様たちが作ってきたたくさんの「見えない知恵」が神社にはあり、その神さまの知恵をダウンロードした人が「成功」します

2)神さまとは、「素直な私」であり、「素直な他の参拝客」です。また、神さまとは、僕たち全員の「素直な祈り」の集合体です

3)神社参拝、お墓参りと世帯年収の関係を統計データで示すと、(調査対象1,200人)神社参拝は年収アップ、金運に関係があり、お墓参りは関係ない

4)お墓参りには、幸福度を高める効果がある

5)神さまと本気で繋がる神社参拝の方法

①参拝する前には、下調べと同伴者を決める~下調べはその神社の歴史、ご利益等を調べる。同伴者は、できれば地元の人や、その神社によく行く人と一緒に行く~

②鳥居をくぐる前に、約1秒間の15度のおじぎ

③鳥居をくぐるとき、向かって左側から入るなら左足から入る

④参道を歩くとき、左右のどちら側に寄って歩く

⑤参拝前に、手水舎で手を洗い、口を清める(ひしゃくを右手で持ち、水をくむ。左手を洗う。右手を洗う。左手に水を受け、口をすすぐ。左手を洗う。ひしゃくを立てて、柄を洗う)

⑥拝殿の前にてお祈りする(お賽銭の箱の前で、神さまに向かって15度のおじぎ。鈴があるときは、鈴を鳴らす。お賽銭を「そっと」入れる。2回深くおじぎ。胸の高さで両手を合わせ、右手を第一関節だけ下にずらして、2回拍手をする。心の中で祈る。もう一回、深くおじぎ。最後にもう一回、15度のおじぎをし、拝殿の前から退く)

⑦「おみくじ・御朱印帳」は参拝後にいただく~おみくじは神さまからあなたへのメッセージ~

⑧帰るときも、参道の左右どちらかに寄って歩く

⑨鳥居を出るときは、15度のおじぎをする

WOWOWドラマ「スキャンダル 託された秘密」最終話を観て

2012年4月にアメリカでスタートしたこのドラマが、シーズン7で先日、完結しました。全124話続いたホワイトハウス内で起きる、スキャンダルを解決するロビーストの話しです。当然、これだけ長いドラマでしたので、大統領選の前からドラマは進行し、目的を達するためには手段を選ばないロビーストが、最後は正義に目覚め、改心するといった感じでドラマは終わります。

ただ、ここに至るまで、目的を達成するために、ホワイトハウス内で殺人はするは、平気で敵対する相手を騙すは、選挙の集計結果を誤魔化すは、出演者全員が悪党といった感じです。

その中でも、不器用で、1番信用が置けた司法長官が、最終話では、大統領の椅子に固執する副大統領に毒殺されるといった悲劇が描かれました。そして、この事態を収拾するため、生贄として、この副大統領の側近で、殺人を請け負っていた実行犯だけが刑務所に投獄されることに・・・

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

ドラマを観られていない方にはわからないと思いますが・・・一言で言えば、こんなこと本当にありうるの?????と・・・?が何個もついてしまうような物語展開でした。

日本のドラマでも、政治スキャンダルもののドラマはありますが、ここまで一国の代表者をスキャンダルまみれに描くことは無理と思います。

なぜここまで描けたのか?

私は、アメリカ大統領が国民の直接選挙で選ばれたからだと思います。

国民が直接選挙で選んだということは、国民の代表者という意識が国民側も強いのではないでしょうか?国民の代表者ということは、代表者というだけで、国民に違いないのです。

したがって、悪いことをするだろうし、スキャンダルも抱える。聖人君子なんてありえないと、最初から国民も考えている。それも含めて本人の力量と評価されるわけです。

日本は・・・というと、間接選挙で総理大臣は選ばれるので、国民の意識も自分たちが選んだという意識が乏しく、よくわからん?といった感じではないでしょうか?なので、本人のスキャンダルというより、取り巻き、側近が悪いことをして、その影響で、辞任するというパターンになる。本人の足を引っ張るには、女性スキャンダルしかない!といったことでしょうか?

スキャンダルも抱えながら、ビジネス上の実力、政治手腕で評価されるアメリカと、手腕、実力よりも、お行儀の良さの評価が優先される日本、資本主義社会という経済社会の中で、どちらが勝つか?ハッキリしてしまいますね・・・

メンタル

只今、全豪女子オープンテニスの決勝戦が行われています。大阪出身の大阪なおみ選手が出ているので、ちょっと観ながらブログを書いています。

大坂なおみ選手が強くなった要因の一つに、メンタルが強くなったとよく言われます。そして、それは現在のコーチのサーシャ・ベイジンコーチの指導が大きいと言われています。

一昔前まで、スポーツ選手のメンタルというところには、あまり注目されていなかったように思いますが、最近はそれを学問、理論、理屈として理解し、実践するスポーツコーチが多くなったような気がします。

我々も、少なからずメンタルについて勉強し、スポーツに限らず、日常生活においても、その持ち方、考え方で、行動が変わることを体験することが多くなりました。

本日、アレクサンダーテクニークを勉強されている林茉莉花先生のワークショップに参加しましたので、ご紹介させていただきたいと思います。

本日のテーマは、たかぶっている心を落ち着かせる考え方、行動ということで、約3時間のワークショップでした。

心が緊張する、不安を覚えるということは、自分の思考が過去か未来に飛んでいて、今、ここにない状態。したがって、この心の時間軸を「今」に戻すには・・・

1)自分を客観視するため、現在自分が考えていることを、評価を入れずに誰かに話す、あるいは文章に書く。~自分に対して好奇心を持つ~

2)誰かに自分の思いを受け止めてもらう。

3)リフレーミング⇒情報を集め、違う方向から自分の考え、思いを考えてみる。

4)気をそらす。⇒深呼吸、身体を使う、動かす。散歩する。音楽を聞いてみる。

この中のことについて、既に実践されていることが皆さまにもあったかと思います。ただ、改めて整理して説明いただくと、鮮明に記憶に残り、意識的に実践することができるということで、非常にためになるワークショップでした。

今後も定期的に開催されるということですので、興味ある方は参加されてみてはどうでしょうか?

~自分に対して好奇心を持つ~

名言と思います!


映画「レッド・スパロー」を観て

昨年公開されたジェニファー・ローレンス主演のスパイ映画です。舞台はロシア。バレリーナを夢見ていた主人公が、故意の事故で、その夢を断念せざる負えなくなり、叔父の推薦でロシアスパイ養成所に送られる。そこは自分の身体を武器に、敵国のスパイを誘惑し、情報を獲得する行為を教育するという、とんでもない施設だった・・・才能ある彼女は見事にその地獄から自分の才能を開花させ、その施設に送り込んだ叔父への復讐、ロシアでの自分の地位の確立、そして、好意を抱いたアメリカ人スパイへの感謝のしるしといったこと、全てをやってのけることになります。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

結局、主人公は自分の思い、祖国ロシアでの自分の地位の確立、敵国アメリカへの配慮といったすべてをやってのけることになるのですが、彼女に関わる人たちは皆、彼女に対して「お前は才能がある。だから、絶対、この命令を達成できる」と言います。

この才能があるという言葉は、どういうことでしょうしょうか?先般、読んだ坪田信貴著作「才能の正体」の書評でも書きましたが・・・

1)病気の母を養うためには、お金が必要。そのお金を得るために、彼女はバレリーナを目指すが、夢叶わず、断念せざる負えない状況に。ただ、とんでもない養成所に入れられた彼女は、なんとかそこから這い上がる。その根底にあるのは、どんな状況に追い込まれようとも、決して諦めない心。

2)そして、決して諦めない心から頭をフル回転させて、そこから脱出し、復讐も、祖国も、敵国に対してさえも、自分を認めさせる方法を考え抜く。考え抜くからこそ、才能と言われる洞察力、先見性が見事に開花し、目的を達成することができた。

この才能の方程式が重要です!

~になりたい、~したい、という思い⇒この思いを達成しようとする、決して諦めない心⇒心の思いが頭と身体を動かす⇒才能があると言われる洞察力、先見性が開花する⇒自分の目的を達成することができる。

このような観点で、映画を観ますと、いつもの10倍は面白いと思います!

ランニングでの気付き6

本日、また最高距離を更新しました!

最近は走るルートを固定化し、早朝より走っています。

走り初めて3ヶ月が経過しましたので、だいぶ慣れてきて、最近はほとんど苦しくなりません。唯一、前日の加圧トレーニングをしたときは、足が筋肉痛になっていますので、多少苦しい状況があります。

やはり継続はチカラなり!を実感します。

今は寒いですが、寒い時期にはじめてこそ、継続できると思います。

皆さまも是非、ランニングをされてみてはどうでしょうか?