八木龍平著作「成功している人は、どこの神社に行くのか?」を読んで

著者の前作「成功している人は、なぜ神社に行くのか?」を読んで、非常に勉強になったので、2作目も読んでみることにしました。本書は、1作目で語り尽くせなかったことを更に深めるとともに、具体的に日本全国にある神社の中で、オススメ?ご利益がある?神社をあげ、参拝してはどうですか?といった神社案内本でもあります。

著者は学位も持つ科学者であると同時に、触覚型の霊能者ということで、科学的な調査を交えながら、神々の神話、神社の建立の由来といった太古の昔の言い伝えのような話しを展開されるので、説得力があり、面白さを感じます。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

そこで、皆さまにも、要点のみまとめて、今後の神社参拝に際しての参考にしていただければと思います。

1)ご先祖様たちが作ってきたたくさんの「見えない知恵」が神社にはあり、その神さまの知恵をダウンロードした人が「成功」します

2)神さまとは、「素直な私」であり、「素直な他の参拝客」です。また、神さまとは、僕たち全員の「素直な祈り」の集合体です

3)神社参拝、お墓参りと世帯年収の関係を統計データで示すと、(調査対象1,200人)神社参拝は年収アップ、金運に関係があり、お墓参りは関係ない

4)お墓参りには、幸福度を高める効果がある

5)神さまと本気で繋がる神社参拝の方法

①参拝する前には、下調べと同伴者を決める~下調べはその神社の歴史、ご利益等を調べる。同伴者は、できれば地元の人や、その神社によく行く人と一緒に行く~

②鳥居をくぐる前に、約1秒間の15度のおじぎ

③鳥居をくぐるとき、向かって左側から入るなら左足から入る

④参道を歩くとき、左右のどちら側に寄って歩く

⑤参拝前に、手水舎で手を洗い、口を清める(ひしゃくを右手で持ち、水をくむ。左手を洗う。右手を洗う。左手に水を受け、口をすすぐ。左手を洗う。ひしゃくを立てて、柄を洗う)

⑥拝殿の前にてお祈りする(お賽銭の箱の前で、神さまに向かって15度のおじぎ。鈴があるときは、鈴を鳴らす。お賽銭を「そっと」入れる。2回深くおじぎ。胸の高さで両手を合わせ、右手を第一関節だけ下にずらして、2回拍手をする。心の中で祈る。もう一回、深くおじぎ。最後にもう一回、15度のおじぎをし、拝殿の前から退く)

⑦「おみくじ・御朱印帳」は参拝後にいただく~おみくじは神さまからあなたへのメッセージ~

⑧帰るときも、参道の左右どちらかに寄って歩く

⑨鳥居を出るときは、15度のおじぎをする