映画「グレイテスト・ショーマン」音楽より~ストーリーの展開が映像と音で表現される素晴らしさ~

先日のブログで、映画「グレイテスト・ショーマン」に感動したことをお伝えしましたが、今回は、歌と踊りで迫ってくる楽曲の素晴らしさについて書きたいと思います。

映画で使われた楽曲はどれも素晴らしいものです。ストーリーの中で使われるので、歌う本人の心の気持ちが楽曲で表現されるという展開になっています。なので、単にセリフを言っている映画と違い、そこに音がのっているということで、セリフよりも心に残り、感動します。

その楽曲の中でも、特に私の心に残った楽曲の一部をご紹介したいと思います。これは、人と違う身体特徴を持っていたため、これまで人前に出ることを恥かしいと思っていたサーカス団員たちが、サーカスという場所を与えられることによって、「This is me!~これが私!~」と堂々と言えるようになったときの歌われた歌です。

「This is me:これが私」

I am not a stranger to the dark:暗闇とはお馴染みよ

Hide way,they say:隠れていろと、声がするわ

Cause we don’t want your broken parts:醜い姿は見たくない、と

I’ve learned to be ashamed of all my scars:そして私はこの傷を恥じるようになったの

Run away,they say:逃げろ、と声がするの

No one’ll love you as you are:そんなお前を愛する人はいない、と

But I won’t let them break me down to dust:だけどそんな声に潰されるものですか

I know that there’s a place for us for we are glorious:居場所があるはずだから私たちが輝ける場所が

When the sharpest words wanna cut me down:鋭い言葉に傷つけられたら

I’m gonna send a flood:洪水を起こしてやる

Gonna drown’emout:溺れさせてやる

I am brave:私は勇敢

I am bruised:痣だらけでも

I am who I’m meant to be:これが本来の私

This is me:これが私なの

Look out’cause here I come:気を付けてね、私が行くわよ

And I’m marchin’on to the beat I drum I’m not scared:自ら奏でるビートに乗せて、堂々と進んでいくわ

To be seen:見られることを

I make no apologies:言い訳はしない

This is me:これが私だから

映画「グレイテスト・ショーマン」を観て~わずか2時間で人生の起承転結を観れる映画は素晴らしい~

日本で、昨年2月に公開された「グレイテスト・ショーマン」を初めて観ました!

ウワサ通りの素晴らしい映画でした!

★★★★☆(4.5点)・・・5点満点

私がなぜこれまで、この映画を観なかったかというと、私は単純な音楽映画(ボヘミアンアプソディー、スター誕生など)は好きなのですが、歌って踊る映画はこれまで感動したことがなかったからです。

歌って踊る映画は、舞台のミュージカルを連想させ、宝塚?といったイメージが強くなってしまう・・・

この映画は、そんな偏見を見事に覆してくれるもので、感動しました。

主人公のP・T・バーナムは実在の人物ということで、彼の事業の成功と挫折、人間として本当に大切なことは?といったことを音楽に乗ってスピーディーに展開していくドラマは目が離せません。

この映画の中で、私なりに印象に残った言葉を書いておきたいと思います。

1)奥さんが事業展開の拡大を図る主人公に対して言う言葉・・・少しの善人の愛があればそれで充分よ

2)全てを失った主人公に対してサーカス台員たちが言う言葉・・・残ったのは、友情と愛と誇りの持てる仕事だけ

3)担保がなければお金を貸さない銀行の姿勢に対して・・・観客の笑顔、喜びが担保になればいいのに

4)最も崇高な芸術とは、人を幸せにすることだ