TOTO Live in 日本武道館~40周年記念コンサートで感じた存続するバンドとは?~

皆さんはTOTOというバンドをご存知でしょうか?1980年台を中心に活躍したバンドで、1983年にはグラミー賞で、最優秀レコード賞(楽曲「ロザーナ」)、最優秀アルバム賞(アルバム「TOT0 Ⅵ~聖なる剣~」)をはじ7部門を独占するという快挙を成し遂げたバンドです。代表曲に「アフリカ」があります。

先日、彼らの結成40週年記念Liveが日本武道館で行われたので、行ってきました!

これまで、何回も日本に来日しているTOTOですが、このバンドが他のバンドと違うところは、演奏するミュージッシャン中心に結成されたバンドということです。TOTOの楽曲は、ほとんどが歌ものですが、もともと有名スタジオミュージッシャンであったスティーブ・ルカサー(ギター)、デビッド・ペイチ(キーボード)、ジェフ・ポーカロ(ドラム)を中心に結成されたので、メインボーカリストが活動時期によって変わっていきます。もちろん、中心メンバーがメインボーカルをとるときもありますが、そのときは、ボーカル専任のメンバーは横で踊って?いたり、会場の盛り上げ係といった役割を担います。

ボーカルとは逆に、楽曲は楽器のフレーズのカッコよさ、リズムのきめなど、ギター小僧、ドラム小僧が憧れる曲作りをしているので、歌を聞くというよりは、演奏される楽器の方についつい目がいってしまいます。

他の視聴者も、私と同じような視点でこのバンドを見に来ている人がほとんどのはずですが、面白いことに、このコンサートで最も盛り上がったのは、彼らの代表曲である「アフリカ」です。代表曲なので、当然ではありますが、この楽曲は彼らの作った楽曲の中でも、雰囲気重視、演奏というより楽曲自体の素晴らしさでヒットした曲です。しかもメインボーカルはキーボードのデビッド・ペイチです。

ここにこのバンドが40年も続いて理由があります。

演奏技術の素晴らしさと、楽曲の素晴らしさ、この両方を持っているバンドだから、ファンは離れない!

これは、会社経営にも繋がることではないでしょうか?

会社自体の素晴らしさ(社員を大事にする、社会の貢献するといったこと)と、会社業績の素晴らしさ、この両方が揃うからこそ、会社は永年存続するのだと思います。

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