映画「ゴールデン・リバー」を観て~ヒーローのいない西部劇~

先日公開された映画「ゴールデン・リバー」を観てきました!予告編などでは、ウエスタン(西部劇)とサスペンスの融合などという言葉?で宣伝されていましたが、さっぱり意味がわかりませんでした。そもそも、私が子供の頃観ていたウエスタン(西部劇)は、「荒野の7人」「夕陽のガンマン」「荒野の用心棒」「シェーン」などカッコいい主人公が弱い民衆を助けるといった図式の映画ばかりでした。

ところが、昨今のウエスタン(西部劇)はカッコ良さより、まるで現代劇のような人の心の奥底まで入り込んだ?欲望丸出し?といった人間の深層心理を突くような作品が多いような気がします。

本作品も銃撃シーンはありますが、砂金採掘に魅せられた男たちの欲望と、友情と、兄弟愛のようなものを中心に描かれています。

従ってサスペンス?といったジャンルの映画ではないと思います。

★★☆2.5点・・・(5点満点)

点数が低いのは、日本の広告宣伝文句も困ったように、何が言いたかった?何を表現したかった?ということが分からない映画だったからです。約2時間の上演時間で、楽しかったという感情だけでも残れば映画としては成功だと思いますが、本作品は???で終わってしまう・・・原作がミステリーとして高い評価を受けているようですが・・・私にはよくわかりませんでした。

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