中小企業経営者の心のコンセルジュ~幼少期編4~

そして、私は中学受験に望みました。受験した学校は5校ほどだったと思います。いずれの学校も名前を言えば、皆さんがよくご存知の学校ばかりです。

結果・・・ことごとく失敗しました。

原因?よく分かりません。まあ、単純に学力不足ということでしょう。

結局、進学したのは、小学校と同じ区域にある公立中学です。この中学も公立ですが、小学校と同じように区域外からの通学が多く、ほとんどの生徒が電車通学をしておりました。

そんな中、私は中学受験の余韻が、中学入学後も残っており、次回の受験は3年後ということに関わらず、一生懸命に勉強をしておりました。

なので、中学1年生の途中まではクラスで1番か2番かといった成績をとっていました。

ところが・・・本来、相当不器用な私は、勉強に打ち込むあまり、クラスメートとはほとんど話しをすることもありませんでした。

見かねた担任の先生から、私の親に、「もっと友達とコミュニケーションを図らなければダメ」という話しがありました。(今の学校教育でも同じでしょうか?当時の教育方針は、生徒の個性を育てるというより、周りの人、友達と上手くやっていく能力を重視していました)

私は、先生から親経由で言われたこの話しが特に気になり、「どうすればいいんだ?」と真剣に悩みました。

悩んだ末、出した結論は、「バカになろう!」でした。

結論を出した翌日から、勉強は程々にし、クラスで目立つ存在になろう!ということで、「悪ガキ」を演じました。

当初、クラスメートはびっくりした様子でしたが、これまで全く先生に怒られることが無かった私が急に「いたずらっ子」に変身し、先生に怒られる様子が面白かったのでしょう・・・急にクラスの人気者になってしまいました。

なぜ、こんなにも急に変身できたのか?これも分かりませんが、小学校3年生まではクラスの人気者でしたので、そのような素養が潜在的にあったのかもしれません。

やはり、このような出来事から今、思うことは、「その気になれば、人間は変われる!」ということです。
自分を変えない。頑固に自分のスタイルを貫き通す。といったことが、時には必要となる場面があると思いますが、「柔軟な心を持って、自分にとってプラスとなる方向に変わる」といった決断も必要と思います。

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