昨年8月に劇場公開された「未来のミライ」というアニメーション映画を観ました!民放でも再来週の7月19日には地上波初放送ということです!
先日観た「スパイダーマン:スパイダーバース」というアニメのエンターテイメント性で魅せる映画とは全く異なり、現実世界に即したファンタジーといった感じでしょうか?
★★★3点・・・(5点満点)
これまで観た日本アニメで、その世界観がこれまでのアニメと違うと感じたのは、「君の名は。」くらいです。
本作品では、親子関係、夫婦関係、祖父祖母との関係などいわゆる家族関係を現実の世界と夢?ファンタジー?の世界を行き来することで、描いています。これはアニメの世界だからこそできることですし、現実世界と一旦離れることで、より現実世界を認識できるといったことがあると思います。
ただ、私としては、もっと現実逃避した描き方をした方が楽しいのではないか?と感じます。
私は「君の名は。」の世界観が好きです。現実ではあり得ないでしょ!といった感じくらいで丁度よいように思います。その方が、観ていて、ワクワク感、ドキドキ感があり、2時間の上映時間がアッと言う間に過ぎてしまいます。
映像表現の仕方はいろいろありますが、映画というものは、1本約2時間の上映時間しかないわけですから、その時間を楽しみ、観客それぞれが好きに観た映画を解釈できるように、余裕を持って製作することが重要なのではないでしょうか?
日常生活、仕事、あらゆることに、「少しの余裕」は重要です。