樺沢紫苑著作「人生うまくいく人の感情リセット術」を読んで

本作品は文庫版で発売されました。これまで何冊も樺沢本を読み、講演会、主催塾に参加させていただいておりましたので、著者の考え方等は充分に分かっているつもりです。

精神科医、脳科学という観点から、本の題名の「感情リセット術」を語られているので、理論的であり、納得がいくことが多い本でした。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

本作品のような、いわゆるHOW TO本については、今後の自分の行動が変わるような内容を作品から感じ取るかが、最も重要と思います。

そういった意味では、樺沢本を多数読んできた私としては、本作品からは、下記の1点のみ、これからの自分の行動の念頭に置こうと思いました。

⇒絶対に諦めないで、締切、制限時間を決めて、「誰のために」「何のために」ということを明確にして、それに向かって頑張る。

脳科学的ににこれを説明しますと・・・

締切、制限時間をもうける⇒ノンアドレナリン、アドレナリンが分泌される⇒ノンアドレナリンは、集中力を高め、脳機能を活性化するもの。アドレナリンは筋力をアップし、身体能力を高めるもの。

「誰のために」「何のために」という目標を明確化することによって⇒意欲、やる気を起こすドーパミンが分泌されると同時に、ドーパミンの幸福感を10~20倍に増強するエンドルフィンが分泌される。

ということです。

人は自分の考える方向、思いによって全く変わります。

この他にも、怒っているとき、嫌いな人と接するとき等、自分がピンチの場面で、どのように自分の気持ち、考えを変えていけばいいか?ということが書かれていますので、是非一読した方がいい著書と思います!

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