映画「15時17分、パリ行き」を観て

昨年公開されたクリント・イーストウッド監督作品です。2015年8月21日に実際に、アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス社内で起きた事件を映画化したものです。

★★★・・・何かしらの気付きは得られるが、それが、自分の考え、行動まで変えるような影響を与えることではない場合。

この映画は、無差別テロを企てようと、この電車に乗り込んだイスラム過激派の男と、勇敢にそれに立ち向かった3人のアメリカ人を主軸に展開しますが、ポイントは、この3人のアメリカ人、当時電車に居合わせた乗客がそのまま映画に出演しているということです。

すなわち素人!

また、電車内の事件はすぐに終わってしまうので、主役3人の幼少期からその事件に至るまでのことを映画の9割くらいを使って語っていることでしょう。

幼少期にどちらかと言えば、学校の問題児だった3人が、いきなりヒーローになるわけです。まして、映画の主役として出演するのです。

日本映画ではまず考えられない設定でしょうし、まず映画会社が、興行成績が見込めないとして、お金をださないような気がします。

これまでアカデミー賞監督賞を受賞したことのあるクリント・イーストウッド監督だから製作できた作品と思います。

ヒーローもの?が好きなアメリカらしい作品でしたが、ヒーローではなく、素人です。私は、問題を起こして、神学校に転校させられた1人が(列車内では、銃を持つテロリストに対して、真っ先に、しかも勇敢に、取り押さえにかかった青年)子供のときから、大人になっても、眠る前に唱える「フランチェスコの平和の祈り」の言葉が耳について離れませんでした。

私にとって、この言葉は「人を受け入れ、人生を積極的に生きなさい!」ということを伝える言葉として、心に残りました。

なので、ここでご紹介したいと思います。(映画は抜粋していたようです)

「フランチェスコの祈り」

主よ、私を平和の器とならせてください

憎しみがあるところに愛を、

争いがあるところに赦しを、

分裂があるところに一致を、

疑いのあるところに信仰を、

誤りがところに真理を、

絶望があるところに希望を、

闇あるところに光を、

悲しみがあるところに喜びを、

ああ、主よ、慰められるよりも慰める者としてください。

理解されるよりも理解する者に、

愛されるよりも愛する者に。

それは、わたしたちが自ら与えることによって受け、

許すことによって赦され、

自分の身体をささげて死ぬことによって

とこしえの命を得ることができるからです

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