映画「天気の子」を観て~「君の名は。」と共通する世界観に魅了されました~

2016年に公開されて大ヒットした映画「君の名は。」を監督した新海誠監督の最新作「天気の子」を観てきました!

私は、「君の名は。」の世界観と音楽、スピーディなストーリー展開が好きでしたので、今作品も同じ新海監督、RADWINPS音楽ということで、期待しておりました。

★★★☆3.5点・・・(5点満点)

世界観、音楽とも素晴らしい!と言えると思いますが、10代の家出少年と、弟と2人暮らしをしている10代の女の子の物語であり、そこに地球環境を絡めている設定は、昨今の世相を反映しているものの、なかなかハードルが高い設定ではなかったか?と思います。ストーリー展開において、設定が現代っぽ過ぎて、せっかく「祈る」ことで、天気を晴れにできる女の子というアニメーションならではフィクションが、しっくりと来ない感じが最後まで残りました。

昨今は、ディズニー映画を中心として、従来のアニメを実写版にすることが多いですが、私は、わざわざ実写にすることはないのに・・・と思います。アニメならではの、設定、表現方法など特質すべきことが多くあり、それは実写では伝えきれません。単にネタ不足?ということでしょうか?

アニメーションならではの・・・ということを忘れてはいけないと思います。

これは、自分とか、会社も同じと思います。自分だからこそ、この会社だからこそ、という原点を忘れてはならない。重要なことと思います。