中小企業経営者の心のコンセルジュ~幼少期編3~

小学校4年生から、習い事を全て辞めて、中学受験に取り組んだ私は、まずは塾から行かされました。

土曜日、日曜日の大手進学塾の講義&模試です。2つ塾を掛け持ちしました。もちろん、私の周りには受験しない子の方が多かったので、友達が遊んでいる土、日に何で僕だけ勉強?という気持ちが強く、気持ちは勉強に向いていませんでした。そんな態度は親にも分かります。

小学4年生の後半から、平日2日間、18:00くらいから近所の塾(1学年10名くらいの塾です)に行かされました。しかも、1学年上のクラスに・・・。すなわち、私は4年生ながらも、5年生のクラスに入れられました。なおかつ、最後の問題が解けるまで帰宅できないという、スパルタ教育!当然私は5年生の問題など解けるはずもなく、常に帰宅は23時を回ることになりました。

もう塾に行くのはイヤ!行きたくない!という状況に陥りながらも、番組名は忘れましたが、平日23時より放送されていたラジオ番組を帰宅途中に聞きたい!という唯一の楽しみをカテになんとか小学校5年生まではその塾に通うことができました。

そうしたところ・・・今まで1学年上の問題を解いて四苦八苦していたことが、6年生からは一度やったことの復習になるので、スラスラスラと問題が解けるようになったのです!

これはすごい!子供心にびっくりしたことを覚えています。ここで一気に学力が上がったのです。

以上、幼少期編3でしたが、これらのことを振り返ってみて、現在の自分に置き換えてみると、以下のことを強く感じました。

1)物事がうまく進まない、この道でいいか?迷っているとき、周りの状況を自ら変えてみる。しかも、自分の今の実力では困難ではないか?と思われる状況に敢えて飛び込んでみる。

2)その置かれた状況に耐える、何らかの「ご褒美」「楽しみ」を用意しておき、少なくても2年間(この期間は取り組む事により変わると思います)は続けてみる。

3)自分が目指したことが間違いないもので、正しい方向で2年間継続できれば、2年目には一気に自己成長する。