先日公開された香取慎吾主演、白石和彌監督の「凪待ち」を観てきました!白石和彌監督は「孤狼の血」という映画を観て気に入っていましたし、ネット上の映画評価も高かったのですが・・・残念ながら???といった感じでした。
ネットの評価をよく読んでみますと、ほとんどがアイドルを捨てた香取慎吾の演技に感動した!という評価がほとんどで・・・
★★☆2.5点・・・(5点満点)
監督がなぜ香取慎吾さんを主役に選んだか?はわかりませんが、テレビから受ける昨今の彼の印象は、年齢的にもアイドルは過ぎているわけで、どちらかと言えば中年といった年代になっています。これまでの活躍は扠置いて、中年の男性として、彼を見た場合、ダメダメ男がサマになるな~とは思っていました。(ファンの方、すみません!)
なので、彼の演技については、サマになって、素晴らしいとは思いますが、周りの人に甘え、それが震災の津波被害の漁村を舞台にして、微妙に津波被害と結びつけているところに、これは何が言いたい映画?といった感じになってしまいました。
映画のポスターに書いてある「誰が殺したのか?」「なぜ殺したのか?」はおそらく監督が意図した問いかけとは全く関係ないのでは?と思わざる終えません。
香取慎吾さんの主役のハマり感がGOOD!にもかかわらず、その他に???がついてしまって、勿体無い映画でした・・・