午堂登紀雄著作マンガ版「年収1億円を稼ぐ人、年収300万円で終わる人」を読んで

本作品は、もともとの書籍をマンガ版にしたものです。

午堂氏のビジネス書はこれまで2冊読んでいますが、本作品の書籍版は読んではいませんでした。今回初めてです。

ただ、これまで読んだ同氏の著作はいずれも、個人投資を主体とするビジネス展開を、同氏が個人としてどのような観点で考えて、実践してきたかを素直に、率直に語られていたことに共感しました。

実践経験が無いにも関わらず、コンサルタント?として著作、講演活動等をしている方が多い中で、同氏の作品は、経験に裏付けされたビジネスのポイントを的確に捉えている点で評価します。

特にこのマンガ版は、やり直すことができない人生を、妖精の助けにより、やり直すことによって、花開く男の人生を描いています。わかりやすい!

ただ、「人生をやり直す」ということはできません。私はやり直さなくてもいいと思います。「これからを変える」という自分の意思をもつことが大切です。意思があれば、そこから充分自分の人生は変えられます。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

ここにはポイントだけ書き出して置きます。

1)年収300万円の人はスタバでコーヒーを買うが、年収1億円の人はスタバで勉強する空間を買う

2)年収300万円の人は待ち合わせの5分前に着き、年収1億円の人は30分前に着く

3)年収300万円の人は詐欺に腹を立てるが、年収1億円の人は詐欺の手口に学ぶ

4)年収300万円の人は「できない」と正直に言い、年収1億円の人は「できる」とウソをつく

5)年収300万円の人は友人が多いが、年収1億円の人は友人が少ない

6)年収300万円の人は同じレベルの人と付き合い、年収1億円の人は上位レベルの人に近づく

7)年収300万円の人はギャンブルを嫌がるが、年収1億円の人はギャンブルを好む~計算された勝つギャンブル~

8)年収300万円の人は自分の話したいことをしゃべるが、年酒1億円の人は相手が話したいことをしゃべらせる

9)年収300万円の人は年収で結婚をためらうが、年収1億円の人はすかさずプロポーズする