CASIOPEA 3rd新譜「PANSPERMIA」を聞いて~徒然なるままに~

1980年代に流行った音楽ジャンルの一つに「フュージョン」というジャンルの音楽があります。私がちょうど、大学生くらいの年代で、人生で最も貪欲に音楽を聞いていた時代です。

まさにその年代、フュージョンバンドとして「T-SQUARE」と人気を二分していたバンドが「CASIOPEA」というバンドです。初期のアルバムを聞きますと、まさに神業の連続、ギター、ベース、ドラム、キーボードと最低限の人数でのバンド編成にもかかわらず、そこから繰り出されるサウンドはスリリング、リズミカル、メロディアスの3拍子揃った、音楽ファン、ギター小僧ほかあらゆる楽器小僧があこがれる要素がてんこ盛りでした。

そんな彼らも、今年でデビュー40周年、3rdという名がバンド名についていることからお分かりの通り、メンバーチェンジがあって、三期目ということで、バンドメンバーともそれなりのお歳になりましたが、未だに元気に活動しております。

そこで、今回発表になった新作アルバムは40周年記念アルバムということで、早速聞いてみました!

宇宙をイメージして楽曲を作ったとのこと。作曲はほとんどギターの野呂一生さんがしておりますが、まさに昔のSF映画を観ているときに流れてくる音が随所に盛り込まれており、遊びココロ満載の仕上がりになっています。

また、ベースの鳴瀬さんのサウンドも、これベースの音?といった感じのサウンドを作っており、ここにもなにがしかの余裕を感じます。

デビュー当初は、神業をベースにスリリングなサウンドでファンを惹きつけたCASIOPEAですが、40周年ともなると、これまでの歴史に裏打ちされた余裕、遊びココロといったものが音作りの主流となっているような気がします。

もちろん、これは40年もの間、楽曲を発表し、それについてきた根強いファンがいるからできることです。

人生100年時代・・・まさに私がこれから何かを発表し、それについてきてくださるファンの方がいれば、デビュー40周年記念と言われる何かを成し遂げられることができます。そんなことを思って何事にも取り組むと面白い!!まさにそのように思わせてくれるCASIOPEA 3rdの新譜でした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です