ビュッフェスタイルレストランで感じたこと

先日、会社の工場近くのレストランに初めて行きました。工場近くですので、田舎です。ただ、土曜日、日曜日は混んでいるレストランでしたので、安くて、美味しいお店かな?と思っていました。

行ったのは平日の18:30くらいでした。

当初、お客さんは私たち2人だけでしたが、19:00を過ぎた頃から何組か家族連れを中心にお客さんが入ってきました。

土日は相当混雑しているようなお店でしたので、平日はこんなものなのかな?といった感じで、寂しい限りです。田舎で、車通勤が多い場所ですので、会社の帰り道にどこかに立ち寄る(買物くらいはすると思いますが・・・)、特に食事をしてお酒を飲むということが、なかなか出来ない場所です。だからでしょうか?

更に、お客さんが少ないにもかかわらず、ビュッフェ形式で営業していますと、料理が冷えて美味しくありません。もちろん、下から温めることができる大皿料理もありますが、そうでない料理は料理が回転しないまま(置かれている料理が無くなったら、補充されるという意味での回転するです)、置かれているだけですので、冷たくなります。お客さんがいますと、料理が回転しますので、常に温かい料理を並べることができます。

なぜこんなにまで無理して、平日の夜を営業しているのかな?と考えてしまいます。安く、時間無制限の食べ放題、でも料理は美味しくない・・・

安く、時間無制限の食べ放題・・・に惹かれて来店するお客さん狙いということか・・・

これでいいの?

このような判断を要請された場合、私はいつも原点に立ち返ります。

飲食店の原点は?

「作り手、お客さん双方が満足する、安くて、美味しい料理を提供し、お客さんがまた次に来たいと思って、帰る店」ではないでしょうか?

理想かもしれませんが、常にこの原点に立ち返って、何事も評価、自問自答するということが重要と思います。