映画「キャプテン・マーベル」を観て~自分探しの旅~

4月26日 日本公開予定の「アベンジャーズ/エンドゲーム」に向けて、最近公開されるマーベル映画は全て関連付けられているように思います。ただ、本作品は、マーベル作品としては、初めてのキャラクター、女性主人公ということで、新たなるヒーローの誕生の物語として、充分に楽しめる内容でした。

ただ、お約束のように、エンドロール間近に、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に向けたネタのチラ見せがあるだけです。

★★★・・・何かしらの気付きは得られるが、それが、自分の考え、行動まで変えるような影響を与えることではない場合。ただし、強い女性に憧れる人は必見の映画です!

どこが他のアベンジャーズ映画と違うのか?

それは、スーパーヒーロー登場、悪役登場、激突、スーパーヒーローの勝利。というお約束の筋立てではなく、主人公の「自分探しの旅」ということを主軸において描いているからです。

時折、フラッシュバックで見る自分はどこの誰なのか?そして、なぜ自分はこのような強力なパワーを身につけることができたのか?彼女は自分の自身の手でそれを探していきます。そして、回答を得ることに・・・

彼女のその精神的な成長とタフさがこの物語を、単なるヒーロー映画で終わらせない、最も重要な要素になっています。

そして、この映画をMX4D 3Dの映画館で観る!体感度合いが半端ないので、迫力満点です!

ところで、なぜアメリカではヒーローものの映画が受けるのでしょうか?

日本では、ヒーローものの映画もありますが、漫画の世界と、実写の世界は違うので、漫画のヒーローを映画にすると、何か違うんじゃね?ということで、なかなかヒット作が生まれないような気がします。

一方、アメリカでは、違うかも?ということはさておいて、ヒーローという憧れの存在、人々の夢を映像化することだけで、人々に勇気を与えることができ、その期待に応えることこそが、映画業界の責任だ!と思っている感じでしょうか?

いかにも、明るく、楽しく、ポジティブシンキングのアメリカ人なのでしょう。

雰囲気で楽しむアメリカ人、ディティールにこだわって、なかなか楽しめない日本人といったところでしょうか?面白いものですね!