西野精治著作「スタンフォード大学教授が教える熟睡の習慣」を読んで

1日24時間の中で、約7時間眠るとしたら、1日の約30%は睡眠時間ということです。1日の3分の1が睡眠!と考えると、すごく重要ですね。

私は、以前よりいびきがうるさく、「睡眠時無呼吸症候群」ではないか?と自分でも思っていましたので、数年前に睡眠時のデータを計測できる病院に行ったときより、睡眠には大きな関心がありました。

この本を読んで、その見識がさらに深まるとともに、睡眠時の環境違い睡眠の質に、いかに大きな影響を与えるか、少しわかったような気がします。

私は、6.5~7時間くらいは睡眠時間をとるようにしていますが、その質の違いにより、日中のパーフォーマンスの違いを実感することが多いです。その質の違いはなんなのか?その原因がわかると、対処しやすいので、常にそれを考えています。

これまで言われてきた、規則正しい生活リズムとか、夕食の時間などはできるだけ注意して実行するようにしていますので、私の場合、寝付きはいいのですが、昨今は、暑くて寝苦しいとき、4~5時間睡眠で起きてしまうとき、の2点が多々あります。

いずれの場合も、なんとか寝るようにしますが、どうしても寝れない時は起きてしまいます。そして、なんとか日中、時間を作って、30分でも昼寝をするようにします。長時間の昼寝は身体によくないそうですが、30分程度であれば、よいようです。

本書のように、睡眠について総括的に書いてる本は、最初から最後までダラダラ読むよりは、自分の現状と比較して、改善したい点を明確に思って読むことが重要と思います。

質の良い睡眠を目指す人にはオススメの本です。

マシュー・ウォーカー著作「睡眠こそ最強の解決策である」を読んで

本書を読むキッカケとなったのは、精神科医で、作家の樺沢紫苑先生が推薦図書として上げられていたからです。最近、「睡眠」に焦点を当てた本が多いですが、その中でも、本書は432ページの書籍で、睡眠に関しての百科事典のような役割を担うような感じの本でした。

★★★★★・・・これまで経験したことのない、ショックを受け、劇的にこれまでの自分の考え、行動が変わる場合。

432ページもの大作を、始めから丁寧に読んでいては、時間がいくらあっても足りませんので、目次から気になる箇所を拾い出して、読みました。また、唯一、夢に関する章は、今回はまだ読んでおりません。いつの日か興味を持ったときに、読むつもりです。

本書は題名にあります通り、「睡眠こそが、何事においても、最強の解決策となる」ということを実験結果を踏まえて説明しており、素直に読み進めますと、正に、その通りと感じます。

記憶力、創造力、ダイエット、免疫力、幸福度、長寿、怒る笑うといった感情といった、人間の日々の行動の源泉となるものが、睡眠によって変化する。本書の詳細を書くには大変ですので、ここでは取り上げませんが、身体の機能、思考力の機能すべての機能の土台となるものが、睡眠であり、その質を高めることが、まず何よりも先決であると感じざる負えません。

本書を読んだことをキッカケとして、私が現在、実践していること・・・

1)7時間~7.5時間の睡眠

2)できるだけ同じ時間に就寝するようにする

3)快眠グッズとして推薦されたものは試してみる

4)就寝30分前は、できるだけリラックスできるように、スマホは見ない、読書も漫画中心にする

5)夜起きても、7時間~7.5時間の睡眠時間に足りないときは、2度寝、3度寝する

6)翌日起きたときに、前日のお酒が残っているような深酒はしない

といったことです。

是非、皆さまも本書を読んで、睡眠の重要性を認知し、質の高い睡眠ができることを願っています