山下達郎コンサート「Performance 2019」~まさに音楽家~

先週開催された山下達郎さんのコンサートに行ってきました!

現在66歳の山下達郎さんですが、昨今は年間50本ものコンサートをこなし、毎週のラジオ放送もされています。先々週、気管支炎になって、やむを得ず2回のコンサートの中止を発表されましたが、復帰後のコンサートは病み上がりの身体、声とは思えないようなパーフォーマンスを披露されていました。

また、来年は東京オリンピックイヤーなので、交通機関、宿泊施設など規制が多々入る可能性があるため、コンサート活動はせず、昨今、著しく発達している録音技術、音響技術の勉強をするため、約1年間、時間をくださいとのことで、「再来年にはよりパワーアップした山下達郎をお見せします!」と約束した山下さんの言葉には感動しました。

人間の意欲というものは、人によって違うと思いますが、無くなったら楽しくない!山下さんは再来年は68歳です。

インプットし、アウトプットする。

山下さんのような実績のあるミュージッシャンはスゴイと思います。自分が創作した曲が歌い継がれる、自分がコンサートというパーフォーマンスをすることで、観客に感動を与えられる。現在そして未来に渡って、自分あるいは創作した楽曲が多数の人に感動を与えることができる。

私も生きてきた証(あかし)を少しでも残したい!そんな思いになったコンサートでした!

稀代の名ボーカリスト EXILE ATSUSHI「TRADITIONAL BEST」を聴いて~This is JAPAN!~

先日発売されたEXILE ATSUSHIの新譜「TRADITIONAL BEST」を購入しました!これまで発売された彼のCDは全て購入しております。

私の好きな音楽のジャンルは幅広く、おそらくクラシック以外は色々なジャンルの音楽を聴きます。これまでブログで、ところどころ書いてきましたが、それぞれの音楽ジャンル別で、好きなミュージッシャンを公開しますと・・・

JAPANボーカリスト:EXILE ATUSHI or 小田和正

FORIGNERボーカリスト:マイケル・マクドナルド

JAPANバンド:ONE OK ROCK or CASIOPEA 3rd

FORIGNERバンド:TOTO or THE EAGLES or THE DOOBIE BROTHERS

JAPANギタリスト:野呂一生

FORIGNERギタリスト:リー・リトナー

JAPANドラマー:神保 彰 or 青山 純 or 佐藤 奏

FORIGNERドラマー:ジェフ・ポーカロ or スティーブ・ガッド

JAPANコンポーザー:角松敏生 or 山下達郎

FORIGNERコンポーザー:ポール・マッカートニー

といったところでしょうか?1980~1990年台に活躍したミュージッシャンが主体ですが、中には、最近の若いミュージッシャンも入っています。

そして、今回は、EXILE ATUSHIということで、平成最後の日となった平成31年4月30日に発売になった「TRADITIONAL BEST」です。アルバム・タイトル通り、彼がこれまで歌ってきたオリジナル曲と、童謡そして、日本人なら誰もが聴いたことがあるOld songで構成されたアルバムです。

彼のボーカルの特徴は、繊細さの中に、シッカリとした声の太さがある・・・といった表現が正しいか?わかりませんが、私はそう思います。声の質が繊細なボーカリストは多々いますが、繊細さの中にシッカリとした太さがあるボーカリストはなかなかいません。だから私は彼のことを「稀代のボーカリスト」と思います。

その彼が歌う伝統的な楽曲・・・伝統的な楽曲と言うとわかりにくいですが、今風(イマフウ)ではないバラード、童謡といった感じでしょうか?そのような楽曲に彼の歌声はまさにBEST MATCHです。

久し振りに落ち着いて、ウイスキーをロックで飲みながら聴きたい楽曲ばかりです。

是非、時間があればご視聴ください!

FMラジオ

最近、TOKYO FMの気になるラジオ番組を予約録音して、歩くときに聞いています。私は、歩いて1時間以内の距離であれば、時間の許す限り、歩いて行くので、歩きながら聞くにはちょうどいいBGMになっています。

ジョギングするときは、音楽、歩くときはラジオ番組といったところでしょうか。

予約録音するということで、お気づきと思いますが、DJが誰かで、あらかじめ番組を選んで予約しておきます。私の好きなDJの番組は土、日曜日に集中しているので、そこで録音して、月曜日~金曜日の間に聞いてしまいます。

ジョギングするときは、好きな音楽を聞くと、気分が高揚するので、コンディションとしてはよくなります。一方、ラジオ番組はDJにより個性が違うので、会話の面白さから、飽きさせません。

また、ラジオ番組は視聴者からのメール、はがきをDJが読んで、それに回答するという形式をとることが多いので、視聴者から送られてくる内容で、非常に興味深い内容のものもあります。また、どのようにDJが回答するのか?ということも、興味を惹かれます。素直に納得できる回答もあり、エッと思うような回答もありと、人により違うので、面白い!

海外諸国では、有名人がラジオのDJをやるということは、あまりないと聞いていますが(DJはDJで、他の仕事をしている有名人がDJをやることはない)日本では以前よりありました。今でこそ、SNSで個人でも自分の意見、考えを表明できる場所ができましたが、そのような手段がない時代は、ラジオというもので、ファンとのコミュニケーションを作っていたはずです。

皆さんも、時間があれば、ラジオを聞くということで、新たな「気付き」を得られることもあるので、オススメします!

ちなみに下記に、私が現在視聴しているラジオ番組を書いておきます。ご参考に

1)TOKYO FM毎週金曜日11:00~30分 松任谷由実「Yuming Chord」

2)TOKYO FM 毎週土曜日14:00~1時間 福山雅治「福のラジオ」

3) TOKYO FM毎週土曜日21:00~30分 角松敏生「ODAKYU SOUND EXPRESS」

4)TOKYO FM毎週土曜日23:00~55分 桑田佳祐「ニッポンハム ムーンライト・ミーティング 桑田佳祐のやさしい夜遊び」

5)TOKYO FM毎週土曜日27:00~30分 DJ KAORI 「715」

6)TOKYO FM毎週日曜日7:30~25分 丸山茂樹「五洋ホールディングス Presents SUNDAY BACK NINE」

7)TOKYO FM毎週日曜日12:30~25分 今井美樹「DUNLOP presentsLOVE UNITED」

8)TOKYO FM毎週日曜日14:00~55分 山下達郎「山下達郎のサンデー・ソングブック」

9)TOKYO FM毎週日曜日22:00~25分 江原啓之「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」

10)TOKYO FM毎週日曜日23:30~25分 木村カエラ「cosmic☆radio」

11)TOKYO F毎週日曜日24:00~30分 渡辺貞夫「Nightly Yours」

自分が好きな音楽のルーツを探る~小田和正・山下達郎・角松敏生~

先日、中野サンプラザホールで開催された角松敏生のコンサートに行ってきました。年末恒例のコンサートで、私もこれまで何回か行ったことがあります。角松敏生は1980~90年台から活躍している歌手、作詞作曲家、プロデューサーです。私がおそらく生涯で最も好きなアーティストです。

ほとんどの人がそうだと思いますが、学生時代に聞いた音楽が自分の好きな音楽として、最も印象に残っているように思います。

私の学生時代は、和洋折衷ということでしょうか?色んなジャンルの音楽を聞きました。フォーク・ロック・R & B・ジャズ・・・それがゴッチャになって私の音楽感を形成しています。その中でも、私が好きで、現在も活躍して、しばしばコンサートを演ってくれるアーティストは、小田和正・山下達郎・角松敏生といった方々です。

音楽に限らず、自分のルーツというものがあるような気がします。そして、それを自分として把握しているのと、把握していないとでは、何かやろうと取り組んだときの自分の方向性が、自分のルーツを知っている方が道に迷わない。知らないと、一瞬魅力的に感じるものに惹かれて、道に迷ってしまうことがある。と私は思います。

そこで、自分の好きな音楽のルーツを探るため、それぞれのアーティストについて、分析しますと・・・

小田和正は、1970年台よりオフコースというバンドで活躍し、数々のヒット曲を出します。ソロになってからも、テレビドラマのヒットと連動し、挿入歌が大ヒットし、スーパースターの仲間入りを果たします。私は、オフコース時代より好きですが、小田和正の音楽ルーツは、1960年台のアメリカンフォーク(例えば、ピーターポール&マリー)になります。私はこのアメリカンフォークはあまり好きではありませんので、彼が作る曲のアレンジ部分が気に入らないところが多々あります。

山下達郎も、1974年くらいから、音楽活動を始め、数々のヒット曲を出しています。もちろん、私が好きな曲もたくさんありますが、彼の音楽ルーツも私と違い、アメリカのドゥーワップになり、やはり曲のアレンジ面で好きではない箇所が多々あります。

それに比べ、角松敏生は完全に、私の音楽ルーツと一致しますので、作詞作曲、アレンジという点においては、満点です。そこには、R&B(当時としてはディスコミュージックというべきものでしょうか?)、ジャズ(というより、1990年台に流行ったフュージョン)、AOR(アダルトオリエンテッドロック)が融合し、ときにはそこにゴスペルまで登場するような音楽性。今回のコンサートもギター、ベース、キーボード、ドラム、コーラス、ブラスセクション13名、ゴスペルコーラス隊6名、デュエット歌手、JK(高校生女子)ダンサー6名という総勢32名のツアー出演者を率いてのステージには圧倒されました。

音楽に関する自分のルーツを見てみるだけでも、色々な発見があります。仕事についても、時々見直すことで、自分の得意、不得意、目指すべき目標などハッキリと見えてくるのではないでしょうか?