中小企業経営者の心のコンセルジュ~青年期編1~

幼少期編から高校入学をしましたので、青年期編ということで、書かせていただこうと思います。

私が入学した高校は、小学校から大学まである有名校。高校は男子校です。当時は1学年800名も生徒がおり、18クラスくらいあったと思います。

なので、高校からの外部入学生と、内部進学者との間には、入学当初は、学力の差、人間性の違い?というより、個性の違い?があったように思います。ただ、正に人間は環境に合わせる動物。高校生活を3年間一緒に過ごすと、学力の差とか、個性の違いなどはほとんど無くなってしまいます。

折角、大学までいける(落第しなければ・・・落第すると、最大、高校生活は6年間になります。1学年につき、2年まではダブれるので)高校に入学したので、中学までは不得意だった運動系のクラブに入ろう!と考えました。

当時の私は、体力はありませんでしたが、体格は良かったので、なぜかしら柔道部?という気がして、練習を見に行きました。今はもう無いようですが、当時の我々の高校には、柔道部が2つありました。柔道部と柔道部B級になります。なにが違うか?というと・・・柔道部は対外試合を主体にした活動を行うクラブ、柔道部B級は、段位を取得することを目的としたクラブということで、柔道部は毎日練習でしたが、柔道部B級は週3日練習ということでした。

中学の頃は、運動部には入らず、ひたすら受験勉強をしていた私は、体力にまったく自身が無かったので、柔道部B級に入って、様子を見ようと・・・だいぶいくじのない生徒でした。でも案の定、柔道部B級の練習でさえも、きつかった。なんとか3年間、やり通し、クラブの主将となり、初段は取得しました。

でも、このとき思いました・・・私の視野の狭さを・・・それは、世の中、こんなに運動も、勉強もできる子がいっぱいいるんだと・・・

私の中学では、勉強ができる子はまず、運動は出来ない子ばかりでした。有名私立高校に進学した生徒は、区立中学としては、格段に多い方と思いますが、確実に勉強組と運動組に分かれていました。

そんな感覚で高校に入学しましたので、勉強、運動が両方とも格段にできる子にはびっくりしました。特に、内部進学生の子たちにそんな子が多い!天才か!?と思える子がなんでこんなにたくさんいるの?

そんな思いがありながら、また、大学受験もない環境にいながら、おそらく、時間的、精神的な余裕がたくさんある環境だったと思いますが、今、思うに、もっと自分が我を忘れるくらい熱中できることを見つかられなかったのか・・・(後に話す楽器、バンド活動はありましたが)

何事にもまだ中途半端な私がいたんだな~と考えてしまいます。

人生において、時間的、精神的に余裕がある時期は学生時代以外にはほとんどありません。自分では分かりませんが、この時期だからこそ、何かに追い込まれる経験をしておくべきなんでしょう。

中小企業経営者の心のコンセルジュ~幼少期編2~

私の通っていた小学校は、東京都内の区立小学校でしたが、有名小学校で、電車通学、バス通学等学区域内から通う子供より学区域外から通う子供が多い学校でした。私も小学1年生から約40分かけてバス通学をしていました。

また、その中でも私は、同じ学年では誕生日が早い方でしたので、身長も高く、ガッシリとした体格で、目立つ存在でした。そのためか?小学校3年生までは、学級委員などに推薦されたりして、クラスの人気者でした。

ただ、小学校4年生からは、「幼少期編1」でお話しさせていただいように、習い事を全て辞めて、中学受験に取り組んだため、性格が多少暗くなったようです。4年生のクラス替えを境に、目立つ存在から目立たない存在になってしまいました。

そんな自分の変化は、他人から見てても分かったのでしょう。通学していたバスの運転手から、そして近所の悪ガキからイジメられました。幸いに定期的なイジメではなく、バスの運転手からは1回、近所の悪ガキからは数回で済みました。

バスの運転手は大人なのに・・・訳わかりませんよネ?乗ったとき、降りる停留所を聞かれ、答えたら、「そんな所、停まらないよ!」と言われ、降ろされた・・・でも、私が乗った停留所は始発でしたので、しばらく待っていたら、おばさんが、「何してるの?乗らないの?」と声をかけてくれて、事情を話したら、「そこ停まるはよ!」ということで、乗車できました。

近所の悪ガキは、帰る途中によく蹴られた。住んでいる場所は知っていたので、親に言ったら、先方の親を呼び出して、注意してくれた。

そんな経験から、今思うのは、「なんで友達は続けているのに、僕だけ習い事を辞めなければならない?」「なんで友達は遊んでいるのに、僕だけ中学受験しなければいけない?」ということが自分で納得できず、ストレスを抱えたまま、親に何も言えず、それに従ってしまったということが、私の性格を変えてしまったのかな?ということです。

明るく楽しい人は、プラスのオーラが出ているので、それに惹かれてプラス思考の人が集まってきますが、ストレスを抱えて、何か悩んでいる人は、マイナスオーラが出ているので、同じようなマイナスオーラの人が、集まってくるように思います。

自分の精神状態の管理・・・中小企業経営者にとっては、重要なことと思います。