映画「世界の中心で、愛をさけぶ」と「君の膵臓を食べたい」

昨日、WOWOWで放送された「世界の中心で、愛をさけぶ」(2004年公開)を初めて観ました。ご存知のように「セカチュー」ブームを引き起こした大ヒット映画です。原作は片山恭一で、小説も大ヒットしました。

★★★★・・・自分の考え、行動に変化をもたらすようなことだが、ショックを受けるまでにはいかないことの場合。

また、これも半年ほど前になりますが、「君の膵臓を食べたい」(2017年公開)という映画を観ました。住野よる原作で、こちらも小説同様大ヒットしました。

どちらも、私は映画しかミ観ていませんが、「世界の中心で、愛をさけぶ」を観て、この2つの映画の共通点を意識したと同時に、2つとも小説を是非、読んでみたくなりました。

主人公の設定に共通点が多いような気がしますが、時代背景の違いが大きいのか?「君の膵臓を食べたい」は「世界の中心で、愛をさけぶ」の進化形のような感じがします。

共通点・・・①主人公が高校生であり、大人になってから、過去を振り返るというようなシチュエーションで物語は進行する。②付き合っていた彼女が高校時代に、不治の病にかかり、亡くなってしまう。③彼が大人になってから、彼女が自分の死後を想像して書いた手紙が発見される。

といった共通点を感じますが、「世界の中心で、愛をさけぶ」は、感情表現、物語の進行がストレート(? ある意味分かりやすい)ですが、「君の膵臓を食べたい」は小説の題名からしてそうですが、??と感じてしまう・・・表現、設定が文学的(?)と言えばいいでしょうか?印象に残る言葉、ストーリーであるような気がします。

どちらの作品が好きか?といった感覚はありません。ただ、設定が似ているというところが、日本だな~といった感じがします。アメリカ映画の恋愛ものは、主人公が学生であれば、楽しくハチャメチャなストーリー展開のものが多いような気がします。逆に主人公が病気で死んでしまう恋愛ものは、大人の恋愛ものでなければ、深く描けない。ということなのでしょうか?

日本の恋愛映画とアメリカの恋愛映画の違いはさておいて・・・

両作品とも、大変なファンの方がいると思いますので、私のような映画だけ観たファンではまだまだ分かってないところだらけだと思いますが、私が、映画を観てから、初めて小説を読んでみたいと感じた2作品でしたので、ご紹介致しました!