山下達郎コンサート「Performance 2019」~まさに音楽家~

先週開催された山下達郎さんのコンサートに行ってきました!

現在66歳の山下達郎さんですが、昨今は年間50本ものコンサートをこなし、毎週のラジオ放送もされています。先々週、気管支炎になって、やむを得ず2回のコンサートの中止を発表されましたが、復帰後のコンサートは病み上がりの身体、声とは思えないようなパーフォーマンスを披露されていました。

また、来年は東京オリンピックイヤーなので、交通機関、宿泊施設など規制が多々入る可能性があるため、コンサート活動はせず、昨今、著しく発達している録音技術、音響技術の勉強をするため、約1年間、時間をくださいとのことで、「再来年にはよりパワーアップした山下達郎をお見せします!」と約束した山下さんの言葉には感動しました。

人間の意欲というものは、人によって違うと思いますが、無くなったら楽しくない!山下さんは再来年は68歳です。

インプットし、アウトプットする。

山下さんのような実績のあるミュージッシャンはスゴイと思います。自分が創作した曲が歌い継がれる、自分がコンサートというパーフォーマンスをすることで、観客に感動を与えられる。現在そして未来に渡って、自分あるいは創作した楽曲が多数の人に感動を与えることができる。

私も生きてきた証(あかし)を少しでも残したい!そんな思いになったコンサートでした!

藤野英人著作「投資家が「お金」より大切にしていること」を読んで~良い本ですが、実社会向きではないような気がします~

2013年発売された本ですが、2018年5月までに24刷されているので、売れている本と思います。著者は、投資家、ファンドマネージャーとしては実績がある方で、明治大学商学部の講師も長年勤めているとのこと。実績と社会的信用を双方兼ね備えている方です。

著者の座右の銘として、「自他不二」をあげられています。「自他不二」とは、自分と他人をふたつに分けることはできない、という意味。自分の喜びは他人の喜びに繋がり、他人の幸福は自分の幸福につながる。だから、みんなの幸せを考えることが、最終的に自分の幸せを考えることにつながっていく。

これに対し、今の日本は「自他分離」になっている。自分のことさえ良ければいいという考えです。

その通りと思います。

なので、我々一人一人が意識をして「良い消費者」になるように心がけ、お金の使いかたについても、自覚的に使う。

会社についても、同様です。真面目に世の中のために努力している会社しか、成長し続けられない。ポイントは真面目さです。真面目な企業とは、お客さまのため、世の中を良くするために、そこに真摯に向かいあい、努力して成長する企業です。そのためには、安定ではなく、変化すること。変化こそが安定。

著者の言われていることは、正にその通り、私も同意です。

ただ、問題は、こういったことに気づかず、あるいは気づいていても、自分優先で考え、行動する人に対しての対応です。年配者になればなるほど、自分の成功体験でしか物事を考えることしかできなくなるので、厄介です。高齢者が多い日本社会の最大の問題点と思います。

このような方と接すると、時間と労力がドンドン奪われていく・・・

言い方が悪くなりますが、時としては、自分の時間と労力が失われないように避けていくノウハウも必要になると思います。

私は、まずは自分の考え、行動の基本となる考えを確立することが重要と思いますが、同時にまだまだ自分本位に行動する人が多い世の中です。自分の貴重な時間と労力を無駄に費やさないノウハウについても、勉強していく必要がある・・・という意味で、表題に「実社会向きではない」と書きました。よろしくお願い致します。

映画「新聞記者」を観て~まさに日本の政治と国民の関係~

チョット後味の悪い映画を観てしまいました。フィクションと言いながらも、映画の中で描かれているのは、まさに現政権下で起きた政治スキャンダルが題材となっていると思われます。

★★★☆3.5点・・・(満点5点)

後味が悪いと書いたのは、エンディングの場面の意味が理解できず、結局、真実を報道した新聞記者が、逆に追い詰められてしまうのでは?といったこと?と考えてしまうからです。

アメリカ映画では、古くは「大統領の陰謀」、昨今は「バイス」「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」で、政治スキャンダルものは数多く取り上げられてきましたが、日本ではまったく珍しい!

自分の意見をハッキリ言うのが不得意で、目立つと頭を叩かれる日本国民。SNSがこれだけ発達した世界での情報操作はある意味、簡単にできてしまうし、何が真実?と考えさせられてしまいます。

冷静に状況を分析し、自分の意見をハッキリと言う。そして、議論を戦わせる。まずは議論する場所に立たないとダメです。昨今は、その場所に立つことを拒否する人がいかに多いことか・・・

逃げていては、何も始まらない!

そんなことを再認識する映画でした!

映画「ゴールデン・リバー」を観て~ヒーローのいない西部劇~

先日公開された映画「ゴールデン・リバー」を観てきました!予告編などでは、ウエスタン(西部劇)とサスペンスの融合などという言葉?で宣伝されていましたが、さっぱり意味がわかりませんでした。そもそも、私が子供の頃観ていたウエスタン(西部劇)は、「荒野の7人」「夕陽のガンマン」「荒野の用心棒」「シェーン」などカッコいい主人公が弱い民衆を助けるといった図式の映画ばかりでした。

ところが、昨今のウエスタン(西部劇)はカッコ良さより、まるで現代劇のような人の心の奥底まで入り込んだ?欲望丸出し?といった人間の深層心理を突くような作品が多いような気がします。

本作品も銃撃シーンはありますが、砂金採掘に魅せられた男たちの欲望と、友情と、兄弟愛のようなものを中心に描かれています。

従ってサスペンス?といったジャンルの映画ではないと思います。

★★☆2.5点・・・(5点満点)

点数が低いのは、日本の広告宣伝文句も困ったように、何が言いたかった?何を表現したかった?ということが分からない映画だったからです。約2時間の上演時間で、楽しかったという感情だけでも残れば映画としては成功だと思いますが、本作品は???で終わってしまう・・・原作がミステリーとして高い評価を受けているようですが・・・私にはよくわかりませんでした。

映画「さらば愛しきアウトロー」を観て~俳優ロバート・レッドフォード最後の主演作~

私は、俳優ロバート・レッドフォードポール・ニューマンが共演した「明日に向かって撃て」「スティング」という2本の映画が大好きです。映画としてのテイストは違いますが、2本とも彼らの掛け合い、お互いがお互いを際立たせる個性の演出といったものが素晴らしい!と感じます。

★★★3点・・・(5点満点)

ロバート・レッドフォードも、82歳。監督としての実績の方が有名になってしまったかもしれませんが、本作品は、彼の俳優人生最後の作品にふさわしく、明るく、優しく、飄々とした実在の人物を演じています。その点、先般89歳になったクリント・イーストウッドが主演・監督した「運び屋」とは全く違うアプローチで、人物像を表現しています。

作品の創作者として、(最後に)何を残すか?

紆余曲折する人生の中で、自分という人間の個性はどんどん変化しています。子供のころの自分と、今の自分では、考え方も行動パターンも変わっていると思います。ただ、自分の生きてきた歴史を俯瞰的に見てみると、自分の個性がそこに、滲み出てくるような気がします。

時間があれば、皆さまにもこれまでの自分の人生を俯瞰的に見る機会を作ることをおすすめします。

そこには、まさに自分という人間の足跡があり、これからの自分も見えてくるように思います。

ダイエット18~17 week~

ダイエット開始17週間目ということで、結果をご報告したいと思います。

7月2日~7月8日の平均値

体重:76.6kg 体脂肪率:19.6% 筋肉量:58.4kg

7月9日~7月15日の平均値

体重:75.9kg 体脂肪率:19.3% 筋肉量:58.1kg

ということで、比較しますと・・・

体重:-0.7kg 体脂肪率:-0.3% 筋肉量:-0.3kg

になりました。

今回は金曜日が出張になり、週6日での計測になりましたが、思っていたより体重が減っていました!

理由はわかりませんが、継続的なランニングと、食事制限(昼食抜き)が効いているのでしょうか?

目標は体重:75kg台、体脂肪率:18%台ですので、もう少しです!

がんばります!

中小企業の生きる道~ヤタローグループ代表中村伸宏さんの企業戦略~

先週7月11日にテレビ東京系で放映されたカンブリア宮殿の出演されたヤタローグループ代表の中村伸宏さんの企業戦略はまさに、中小企業が永続的に成長していくポイントをついていると感じました!

1)永遠に必要なのは、規模ではなく「苦労人」→失敗したり、苦労した経験がある人が、仕事を創造する能力がある

2)製造工程が機械化しにくいものに取り組め→機械化できない、大量生産できないということは、大手企業が手を出しにくいということ。中小企業はそのような分野のことに敢えて取り組むべき

3)頼まれ仕事は基本的には断らない→ヤタローグループでは、宿泊業、鉄道業、学食などの給食事業など、一見、まったく関連性のない業務を多々行っているが、それは中村代表が、頼まれて手を付けた事業とのこと→これからの時代、専業では中小企業はどうなるかわかない。多角化することで、仮に1つの事業がダメでも、その他の事業で会社は運営できる。

4)成功するまで事業をストップしない→やり続ける

といったことが、主な経営戦略とのこと。

まさに、学ぶべきところが多いことばかりです。

居場所

居場所って難しいと思いませんか?

落ち着いていられる場所は、人により、目的により、様々と思います。テーブルの形、椅子の形、周りの音、他人の目など総合的に勘案して、「ホッとする場所」が決まります。

ただ、人間、ホッとする場所がないと、前向きに物事を考えたり、やるぞ~というモチベーションも上がってこないのが現実です。

そんな場所を手に入れられる人ばかりではありませんが、そんな居場所が欲しい!と皆が思っているのではないでしょうか?

そんな思いでブログを書いていたら、フッと今年4月2日に放映された7ルールという番組で、父の急逝をキッカケに父の創業したベーカリーを継いだ新田姉妹の三女 新田里奈さんの7ルールの1つを思い出しました。

里奈さんはメンタリストDaigoさんの本からヒントを得て、新作のパンを考えるときは、いつも「鴨川沿いのスターバックスへ行き、広いテーブルの決まった位置に座り、抹茶ラテを頼み、新作考案用のノートを開く」ことを、一連の流れをルールにしているとのこと。

落ち着ける場所で、いつも通りのルールで行動するからこそ、柔軟な発想ができるということだと思います。

居場所をみつける!重要なことだと思います。

物事の原点に感謝する気持ちを忘れない

仕事、日常生活などすべての場面において、始まりがあります。

ただ、日々起こる色々な出来事の中で、我々はそれを忘れて、その時の感情で動くことが多くなってしまいがちです。

皆さんには、そういった経験はありませんか?原点を忘れて行動するとどうなるか?うまくいくこともあると思いますが、だいたいはうまくいきません。それは、考えが浅すぎて、目が行き届いていないところが多々残っており、その部分で失敗、人の感情を害するなど、自分が意図していないような結果を招いてしまうからです。

どのような場面でも、物事の始まり、原点に感謝する気持ちを持って考え、行動する癖付けが大事と思います。

そのためには、まずは自分の置かれている立場、役目、役割をキチッと客観的に把握すること。

そして素直になって、何事も出来ない、知らない、関係ないとは言わずにまずは挑戦してみること。

謙虚な気持ちも忘れずに。

西野亮廣著作「新・魔法のコンパス」を読んで~これから独立した人生を送ろうとする人へ~

西野さん著作の本は、これまでほとんど読んできました。その中で、最近の著書は明らかに違います。「新世界」「新・魔法のコンパス」この2冊に関して、明らかに、語り方が全く違うような気がします。

なぜこのような明らかな違いがあるのでしょうか?私は、1)オンラインサロンでの会員数 2)西野メソッドのターゲットを彼自身が把握し、そこに向けての情報発信が的確にできている といった2点があげらるように思います。

本書は、私が分析するに・・・「西野亮廣エンタメ研究所」は、2019年4月16日現在の会員数23,9323名ということで、日本国内最大の会員数を誇る。また、その会員とのリアル懇談会など、そこをベースに活動する西野さんがいます。これにより、そこでの信用創造がすごいことになっています。

いわゆる本書で言う「セカンドクリエーター」の活用を最大限に利用しているわけです。

本書を昭和の小説家にたとえるなら、まさに「城山三郎」!「社会人になった君に贈る言葉」といったタイトルになるのではないでしょうか?

35年前に社会人になった私に贈ってもらいたい言葉が溢れています。

その言葉は、私の原点であり、座右の銘です。

思い起こさせていただき、ありがとうございます!